行く当てのなかった男の子と、彼を助けた少女　2人の絆を描いた漫画に「泣くしかない」「涙ぼろぼろ」（1/2 ページ）

すてきな家族の絆。

[関口雄太，ねとらぼ] PC用表示関連情報

行く当てのなかった少年を助けた女の子

　漫画「とっておきの場所」は、漫画と音楽の融合をコンセプトに、スキマスイッチのLIVE演出として制作された作品。少女に助けられた男の子が、“家族”と一緒に成長する姿を描いています。

　2人の出会いは雨が降る空き地で、帰る場所がなく、震えていた彼を少女が家に連れ帰ってくれました。

　男の子と一緒に暮らすことになった少女。彼はいつでも彼女に寄り添う大切な存在に。彼女が失恋したときも、就職が決まったときも、いつでもそばで励ましてきました。

　やがて就職を機に彼女は実家を離れることに。彼女との別れを感じ取った彼は、現実を受け止めきれず悲しみにくれてしまいます。

　新しい場所での生活に不安を感じながら家を出る少女。その後ろ姿を見つめながら、男の子は「僕はずっとここで待ってるよ」「いつでも笑顔で帰って来れるように」と心でつぶやきます。偶然の出会いで築かれた2人の関係が、とても強い絆で結ばれたことが伝わってくるステキな結末です。

　物語の中で男の子は自分の姿に気付かずにいます。あるきっかけで本当の姿を自覚してなお、少女を大切に思い続ける彼の気持ちに、涙があふれます。

　この作品は「スキマスイッチ “Soundtrack”」として、12月22日に日本武道館で開催されるライブで音楽と融合することで完成するとのこと。ほかにも3編の漫画がスキマスイッチ公式Twitterで先行公開中です。

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