保護した犬が16匹の子犬を生んだ動画が撮影され、YouTubeに公開されました。保護したときには妊娠していたことを知らなかったそうです。
妊娠していたワンコの名前は「Kaya」(カヤ)。カヤは最初シェルターにいて、誰も飼いたがらなかったため安楽死させる予定だったそうです。しかし動物の一時預かりボランティアをおこなう「Jesse」(ジェシー)と「Tara」(タラ)がカヤを保護し、新しい家族が見つかるまで一時的にお世話をすることに決めました。
初日からお腹を見せるほどリラックスしていたカヤ。そのお腹がどんどん大きくなるため、ジェシーは「ごはんをあげすぎたのかと思った」といいます。しかしのちにカヤが妊娠していたことが分かります。
カヤのお腹はとっても大きくなり、ついに出産のときがやってきました。次々にかわいい子犬が誕生し、ジェシーは最初「7〜8匹ほど生まれるかな」と考えていました。
しかし2日と半日がたち、カヤが落ち着きを見せたころには15匹の子犬が生まれていました。さらに、そこから30分後にカヤが再び産気づき、なんと16匹目を産んだのです!
1匹も欠けることなく16匹の子犬は健康に育っていきました。カヤは子犬たちにたっぷりと愛情を注ぎ、しっかりとお世話をする素晴らしい母犬だとタラは言います。子犬たちに囲まれたカヤはとても幸せそうですね。
ここまで一生懸命子犬たちの世話をしてきたジェシーとタラですが、子犬たちの新しい家族を見つけるのが一時預かりボランティアをおこなう彼らの役目です。子犬たちと離れるのは寂しいことですが、ジェシーは「間違いなく価値のあることだった」と振り返りました。
また、ジェシーはカヤが妊娠したときにカヤを引き取りたいと思ったそうで、カヤとカヤの子である「Sefina」(セフィーナ)は、ジェシーたちの新しい家族になりました。安楽死する予定だったカヤを保護し、16匹の子犬たちを育てる手伝いをしたジェシーとタラは、結果的に合計17匹のワンコの命を救ったのです。
カヤとセフィーナは、これからもジェシーとタラとともに暮らします。ほかの子犬たちも新しい家族のもとで幸せに過ごしていることでしょう。
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