新しい仕事を始めてすぐは、要領よくこなすことが難しいもの。思うように仕事ができず落ち込む新人をフォローする先輩の創作漫画がじんと来ます。
ビーバーの家川くんはコンビニのアルバイトをはじめましたが、なかなか仕事に慣れません。たびたび助けてくれるカンガルーの先輩に対して、「『どんくさいやつ』って思われてるんだろうな」と申し訳なく感じていました。
やがて、家川くんは遅番のアルバイトと交代する時間に。レジの清算を済ませ、休憩室に入ろうとしたところ、こんな声が聞こえてきました。「新人クン、仕事遅くないっスか」「先輩、1.5倍仕事してますよ」。
仕事の遅さで先輩に迷惑を掛けていたと落ち込む家川くん。すると先輩は反論しました。「あいつは遅いんじゃない。丁寧なだけだ」。いずれスピードは早くなるけれど、雑な仕事は直らないのだとも。自分なりの頑張りを認めてもらえた家川くんは、じわっと涙するのでした。
漫画には「良い先輩もってビーバーくん良かったね」「先輩ー! 一生ついていきますっ!」と先輩の懐の深さをたたえる声が多数寄せられました。「現在新人な40歳も救われました」という人も。新しい仕事に挑戦する人を元気づける漫画でもあるようです。
漫画の作者はやじまけんじ(@yajima_kenji)さん。やじまさんは、猫たちとの日常を描いた「猫のおふくちゃん」、心配性の柴犬&包容力あふれる土佐犬のやりとりがほほえましい「しんぱいいぬ」などをTwitterとnoteで連載中です。
同作は、求人検索エンジンの“スタンバイ”と漫画家エージェントのコルクがTwitter上で毎月開催しているマンガコンテストへの応募作品。働いた経験から描いたエピソードを募集しています。12月のお題は「仕事中に経験した“尊い“エピソードを教えてください」。ハッシュタグ「#スタンバイで仕事が見つかった」を付けて作品をツイートすることで誰でも簡単に応募できます。
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