「昨日食べられたものが今日は無理」「食べても空腹でも吐く」――つわりのつらさを描いた実録漫画に「まじでこれ」と共感殺到(1/2 ページ)
夫に泣いて不満をぶつけたことも……。
「昨日まで食べられたものが今日は無理」「蚕のように口からそうめんが」「トイレで吐きすぎて便座フタ裏の注意書きを暗記」などなど、つわりのつらさをつづったエッセイ漫画が、同様の経験をした人から共感を集めています。
作者は漫画家の真船佳奈(@mafune_kana)さん。待望の第1子をさずかったものの、ひどいつわりに苦しみ「下町の路上で見た泥酔ジジイ」のように……。
日によって体調がガラリと変わり、食べても吐くし空腹でも吐く「矛と盾」のような症状、自分の身体が自分の身体でないような感覚。赤ちゃんはうれしいし楽しみだけれども、自分の体の中で起きている変化には不安もあり、またホルモンの影響で情緒が不安定に。そんな日々の中で、好きだった夫のマイペースさにイライラすることも増えたといいます。
今までできてたことができなくなり、不安を抱える一方で、それまでと習慣を変えない夫にある日不満が爆発。「夫が金玉で赤ちゃんを育ててくれたらいいんだ!」「ちゃんと一緒に親になってよ」と泣いて気持ちをぶつけます。
泣いて寝落ちした真船さんが目を覚ますと、冷蔵庫には夫が真船さんのリクエストに応えて買ってきてくれた蒸しパンがたくさん。夫も夫なりに変わろうとしているのかもしれないし、2人で少しずつ親になって行けたら、と真船さんは思うのでした(そして「蒸しパンを食べられるモード」は過ぎ去っていたのでした……)。
漫画には「昨日まで大丈夫やった食べ物が何故かダメになる…経験したわ…」「私もトイレの蓋裏の注意書き読みなからゲロ出るの待ってたな…」「私も妻に『今日食べたい物』(=今日食べれる物)を頼まれてよく買いに行ってました」など、経験者からの共感が多く寄せられていました。
真船さんはテレビ局に勤める傍ら、AD勤務の経験を描いた漫画『オンエアできない!』を執筆。同作は2022年1月からアニメ放送が決定しています。
作品提供:真船佳奈(@mafune_kana)さん
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