「ふろ自動」ボタン、押すとお湯が入るということを知らずに長年生きてきた人の投稿が衝撃を呼んでいます。
投稿したのは、クラウド型内線電話サービス「ナイセン」の公式アカウント(@itallinc)。ナイセンさんによると、いまの家に引っ越してから3年、ふろ自動を知らずにずっとシャワーで湯船にお湯を入れていました。しかも、前に住んでいた家にもこのボタンはあり……。実家では20年間、ボタンがあったのに押したことがなかったそうです。
過去に「ふろ自動」ボタンを押したとき、お湯が張られた状態で押しており何も変わった様子がなかったため、その後押していませんでした。「ふろ自動」ボタンの意味を知った時はかなりの衝撃に襲われたと振り返っています。
ちなみに、ナイセンさんがふろ自動ボタンの意味を知っているかTwitterでアンケートを取ったところ、43901票のうち、85.2%が「常識だろ」と回答しました。なお、「しらなかった」も4.6%いました。
一連の投稿について、ナイセンさん(@itallinc)にお話を伺いました。
――真実に気づいてしまったときのお気持ちは
ナイセン 「えっ?」と笑いました。これまで、何回もお風呂を見に行って水位を確かめていた時間や、あふれさせた時の水も全部無駄だったんだなという衝撃とともに。
――なぜここまで気付かなかったのかぜひ詳しく……!
ナイセン 「追いだきボタン」は割と使っていたのですが、それとの違いが分からなくて、「ふろ自動」押しても何か変わった様子もなかったのでその後押すことはありませんでした。自動保温機能みたいな認識でいたと思います。
ちなみに「ふろ自動」を押したことがあるのはあくまでお湯が張られていた状態であり、お湯がない状態で押す発想はありませんでした。
そもそもの気付きは、実家が風呂のリフォームをしたと聞いたのがきっかけ。「風呂が全自動になった。風呂自動ボタンってのを押したら勝手にお湯はってくれる」と言ってて、最初は「へー。洗濯機は今も二層式洗濯機つかってるのに、風呂は自動なのすごいね笑」と笑いながら話してました。
「でも、リフォーム前から付いてた機能らしくて、20年知らなかった」という話を聞き、「あれ?ふろ自動?」と思って自宅の風呂を見たら、まさに「ふろ自動」ボタンがあったという経緯です。
厳密にいうと、今の家に引っ越して3年と、前に住んでいた家も同タイプだったのでプラス数年知らなかったことになります。親も20年気づいてないので、私はそれ以下で気が付けたのがせめてもの救いです。
――実際使ってみた感想は
ナイセンさん 「すげぇ!」というのが率直な感想です。途中ちゅうちょする(勢いが弱まる)ところがかわいいなと思いました。
画像提供:「ナイセン」(@itallinc)
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