【漫画】一人暮らし女性が「虫を生きたまま逃がすライフハック」に挑戦してみるも…… 予想外の難しさを描いた漫画に虫対策の知見が集まる(1/2 ページ)
まず必要なのは勇気。
部屋に侵入した虫を生きたまま外に逃がすライフハックを実践してみたーーそんなエピソード漫画がブログで公開されています。
漫画の作者はイラストレーターのカマタミワさん(@kamatamiwa)。今回は部屋に侵入した虫を生きたまま外に逃がそうとしたときのお話です。
以前、殺虫剤を使わずゴキブリを部屋から逃がす方法を教えてもらったカマタさん。その方法は、コップなどを虫の上にかぶせ、厚手の紙を下に差し込んだあと、紙をふたにしたまま逆さにするというもの。こうするとゴキブリはコップの底へ落ちるので、コップを持って窓からぽいっと逃せるのです。
安全に虫を逃がせるこの方法ですが、カマタさんは「私にはまずコップを被せるのが無理! 絶対逃げられる」と思っていたのだとか。ゴキブリ、速いですしね……。しかしある日、カマタさんの部屋の中に「わりとトロい小さい羽虫」が入ってきました。これなら教えてもらった方法を試せる……! とカマタさんはさっそくチャレンジしてみます。
壁にとまっている虫にそーっとコップをかぶせたカマタさん。動きが遅い虫だったこともあり、無事成功です。あとは紙を差し込むだけ! 紙を……! 紙を……。紙……。 そう、この部屋は寝室のため、虫を捕まえるのに適当な紙を置いていなかったのです。紙を求めて宙を舞うカマタさんの手は、何かをつかむことはありませんでしたーー。
結局コップを開き、部屋の中に虫をリリースすることに。カマタさんは、「こんな寒い日に外に追い出すなんてそんなことッ…」「私にはできないよッ…!」「そうでしょ…!?」と自分の心を落ち着かせるのでした。ちなみに、このあと虫は二度と壁にとまってくれなくなったそうです。
この漫画には、「念仏唱えて殺虫剤スプレー」「コップ、紙もろとも外に放り投げます」「私は虫取り網を使っています!」などなど、虫に対して試行錯誤しながら対処している人々のコメントが集まりました。なんとか逃がしたいと思う優しさは本物ですが、なかなか難しいものですね。
カマタさんのブログ「一人暮らしカマタミワの半径3メートルのカオス」や、Twitterアカウント(@kamatamiwa)、Instagramアカウント(@kamata_miwa)では、一人暮らしの日常や出会った人のことを描いたエッセイ漫画が公開されています。また、書籍『ひとりぐらしこそ我が人生』『半径3メートルのカオス』も発売中。1月26日には新刊『気づいたら独身のプロでした』が発売予定です。
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