おうちでするピクニック、元旦に見た初日の出など、楽しかった「家族の思い出」はありますか？ ぜいたくをしなくてもちょっとした工夫で最高に楽しい思い出をつくれるーーそんなアイデアがたくさんつまった書籍『いつか家族でやりたい99の楽しいことリスト』（1320円、CCCメディアハウス）が1月22日に発売されました。
著者は、3人のお子さんをもつ漫画家・イラストレーターのむぴー（@mupyyyyy）さん。あったかくてほっこりする子育てイラストエッセイがTwitterで人気を集めています。
息子さんによる「おうちをホテルみたいにしよう！」というプロジェクトがTwitterで話題となったことがきっかけでできあがった今回の本には、家族でやりたい99のアイデアと、むぴーさん一家が実際にやってみた体験レポマンガが、ほぼ書き下ろしで160ページにわたって掲載されています。
同書には、おうちの中ですぐにチャレンジできるアイデアが満載。例えば、「おうちピクニック」はおうちの中にブルーシートをしいてお弁当を食べたり、ベランダにテーブルセットを出して青空ごはんにしてみたりして、おうちでピクニックをしてみるというもの。ちょっとした工夫で、普段のご飯がワクワクするものに変わりますね。
また、「休日の時間割り」は、前日までに当日の過ごし方を決め、時間割りを作り、その通りに過ごしていく……というもの。予定を立てるのも楽しい上に、有意義に休日を過ごせるので、大人にも良さそうなアイデアです。
この2つのアイデアは、むぴーさん一家が実際にやってみたレポート漫画も掲載されています。
この日、むぴーさん一家が作ったのは「おうちピクニック」を組み込んだ時間割り。子どもたちはワクワクしたせいか、いつもより早めに起きてきました。むぴーさんはお弁当を作り、子どもたちも大張り切りの様子で荷物の用意をしていきます。
最初のイベントは、9時に予定を入れていたラジオ体操。3人で楽しみながら体操をします。
次はひらがなのお勉強。そして10時には予定通りにすごろく遊びをします。しかし、11時には我慢ができなくなってしまったようで、本来12時だった予定を早めてピクニックの時間にすることにしました。
駐車場にビニールシートを敷いて、お待ちかねのピクニックです。パラソルも出して、お外で食べるお弁当に「遠足みたい！」「たのしい！」と子どもたちも大満足！ 午後はみんなでお絵描きを楽しんで、「おうちピクニック」「休日の時間割り」プロジェクトは大成功した様子です。ちなみに、おうちの中にあったものしか使っておらず、費用はゼロでした。
この他にも、「好きなだけ夜更かしできる日」「真っ暗お風呂」など、想像するだけでワクワクするようなアイデアが掲載されています。アイデアとちょっとした工夫だけで、おうち時間がこんなにも楽しいものになるなんて驚きですね。
せっかくの家族の休日ですが、マンネリ化してきてついついダラダラと過ごしてしまうことも多いもの。「次の休み何しようかな？」と思ったときには、この本を参考にしてみるのもいいかもしれません。そしてなにより、むぴーさんのかわいいイラストにほっこり癒やされる一冊になっています。
『いつか家族でやりたい99の楽しいことリスト』は、電子書籍版も同時発売。詳しい内容は、むぴーさんのブログ「むぴーのお家」でも紹介されています。
画像提供：むぴーさん（@mupyyyyy）
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