心の病で寝込んでいた娘がポケモンに勇気づけられ、元気をもらった。そんなTwitterの投稿が話題になっています。これまでできなかった歯磨きや外出などができるようになったという子どもの変化に感動!
ポケモンのおかげでできるようになったこと
心の病でずっと歯磨きできなかった娘はポケモン歯磨きアプリで出来るようになり、ずっと引き篭もってたけどポケモンGOしたさに外に出るようになり、ポケモン大図鑑を愛読して文字の読み間違い減った。半年前は寝込んでたけど、今は笑顔でポケモンアニメ見てる。ポケモン作ってる人に感謝したい(秋冬子さんのツイートより)
このツイートを投稿したのは、秋冬子(@akifuyuko2022)さん。心の病で引きこもり、寝込んでいた子どもが、ポケモンのアプリやゲーム、本を通してよい方向へ変化していく様子がつづられています。
ずっとできなかった歯磨きは、「ポケモンスマイル」というアプリのおかげでできるようになったそうです。「ポケモンスマイル」は歯磨き習慣を身につけるためのアプリで、歯磨きをしてポケモンを集められるなど、さまざまな機能がついています。
また、引きこもりだった子どもは「ポケモンGO」をしたくて外出もできるようになったのだとか。現実世界を舞台としてプレイするゲームは、引きこもりから外出しようと思えるくらいの勇気や元気をくれたようですね。
さらに、『ポケットモンスター サン&ムーン ポケモン全国大図鑑』を愛読して文字の読み間違いが減るという学習面での効果もあったそうです。こちらはアニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』に登場するポケモン802匹の能力や秘密が掲載された1冊。読みごたえがあって文字の勉強になりそうです。
秋冬子さんは、「半年前は寝込んでたけど、今は笑顔でポケモンアニメ見てる。ポケモン作ってる人に感謝したい」とツイートしています。
ポケモンのようなエンタメに勇気をもらった経験は誰しもあると思います。その中でも、心の病がよい方向へ向かっていく子どもの様子を知ると、エンタメの素晴らしさに改めて気付かされます。エンタメに限らず「自分の好きなもの」は心の支えになり、ときには前に踏み出すための原動力にもなる――。秋冬子さんのツイートには「好きは凄い力ですね」「みんなの心の支えです。ポケモンありがとう」などの声が寄せられていました。
子どもがアプリやゲームを使うことに対して、親はつい神経質になってしまうこともあるかもしれません。しかし、秋冬子さんの家庭のように、使い方によっては子どもによい影響を与えられることもあります。親子でしっかりルールを決めた上で、状況に合わせて取り入れたり、ときには親子で楽しんだりする柔軟さを持つことが大切なのかもしれませんね。
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