息子が公園で仲良くなったお姉ちゃんと涙の別れ……そんなエピソードを描いた漫画にまた会えるといいねの声が集まっています。作者は、SNSで育児漫画などを公開しているみや子(@miyakokko61)さんです。
みや子さんが1歳の息子さんを連れて、となり町の公園に遊びに行ったときのこと。遊具の順番を待っていると、前に並んでいた5歳の女の子が「いっしょにいこう!!」と声をかけてくれました。手袋をしていない息子さんに手袋を貸してくれようとしたり、手をつないでくれたりと、とても優しい女の子でした。
女の子のお父さんは「娘がすみません」と恐縮していましたが、みや子さんは、5歳ともなるとこんなにもおしゃべりができて、しっかりしているんだとほくほくした気分になり、きょうだいってステキだなと思っていました。
しかし一緒に遊んでいるうちに2人が一緒に転んでしまいます。息子さんは大号泣。女の子はすぐに謝り、心配そうに「もうあそべない?」と聞いてきます。みや子さんは「けがは大丈夫だけど洗わないといけなくてね」と説明し、遊んでくれたことにお礼を言います。息子さんは泣き止まず、そのまま女の子と「バイバイ」をしたのでした。
ケガは事故だったのに、女の子に罪悪感が残ってしまったら、お父さんに怒られていたら……と心配するみや子さん。2人とも楽しそうだったのに、転んでしまったことで一転、涙のお別れとなってしまったことを悔やみます。
家に帰るまで女の子を探していた息子さん。息子さんにとってまた会いたい存在なのだということを、女の子とお父さんに知らせたいと願いつつ、自身の対応はあれでよかったのか、「子どもの安全性と自主性のバランス」は難しいと振り返るみや子さんでした。
読者からは「ぐっと来ちゃいました 実はご近所さんだった、とか素敵な未来があるといいなあ」「また遊べるといいね 年齢差がある子とお話してる姿、かわいいよね」と再会を願うコメントが届いています。
子どもたちが楽しく遊んでいたところ、誰かが泣いてしまったりすると、保護者はその対応に追われて、十分に説明や話をできずに友達とさよならすることもあるかもしれません。もっといい対応があったのでは? と思う、みや子さんの気持ちもわかります。いずれにしても、2人が再会してまた遊べる日が来ますように!
作品提供:みや子(@miyakokko61)さん
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