怪物が巣食う街で自分も怪物になってしまった彼氏の漫画が、多くの読者から感動を呼んでいます。彼女を守るために彼がとった行動とは……。
怪物がのさばる街で怯えながら暮らしていたチヒロとカレン。カレンは泣き虫で何かあるとすぐに泣いてしまい、心配症のチヒロはそんな彼女の泣いている顔は見たくありませんでした。それは、チヒロが怪物に食われてからも同じです。
チヒロが人の心を持ったまま怪物になって1年、怪物駆除のプロ「防衛隊」のおかげで怪物は少なくなっていました。チヒロは防衛隊から隠れながらもカレンを遠くから見守っていましたが、怪物に襲われそうになっているのを助けるために姿を見せてしまいました。
助けてもらったときになぜかチヒロのことを思い出したこともあって、カレンは怪物のチヒロを怖がらず、むしろ友人のように接してきます。しかし中身はどうあれ、怪物の姿では防衛隊の駆除対象。怪物をかくまう人間は逮捕され、市民からは”異常な人間”として見られることになります。
怪物と人間は一緒にいてはならない。大切だからこそ、チヒロはカレンとの再度の別れを決意したのでした……。
駆除されるべき怪物となったチヒロと、チヒロとは知らないまま怪物と親しくなっていくカレン。2人の思いはこのあと波乱の展開へと続きます。結末は次のページから漫画でお楽しみください。
Twitterユーザーの森本淳士(@ihsuta3)さんが投稿した漫画「怪物ですが」は大きな反響を呼び、現在までに10万以上の”いいね”がつくほどに。読者からは「感動した」の声を始め「すごく心に刺さりました」「姿形が変わっても変わらぬ愛は素晴らしい」などの賞賛が届いています。
また、作中の怪物についても「殺された怪物達は本当に怪物だったのだろうか」「他の殺された怪物達も同じような境遇になっているのか」といった考察をする読者からの感想も寄せられています。
作品提供:森本淳士(@ihsuta3)さん
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