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アニメーターの大橋学さんが2月12日に亡くなっていたことが、本人のTwitterアカウントにより2月15日に分かりました。73歳でした。
絵本のような作画スタイルを得意とし、「宝島」(1978)のオープニングやエンディング、「ロボットカーニバル」(1987)などでその世界観を存分に発揮。近年ではNHKドラマ「なつぞら」(2019)の劇中アニメ「キックジャガー」のキャラクターデザインと作画を手掛け話題になりました。
大橋さんがオープニング/エンディングを担当した「宝島」
大橋さんは15歳で東映動画に入社。「レインボー戦隊ロビン」(1966)で原画デビューすると、「サイボーグ009」シリーズ(1966〜1967)や「ピュンピュン丸」(1967)に参加した後、フリー時代を経て、マッドハウス参加後は「元祖天才バカボン」(1975)、「まんが世界昔ばなし」(1976)、「立体アニメーション 家なき子」(1977)など、スタジオ初期作品の数々を支えました。
「グリム童話 金の鳥」ではキャラクターデザイン・作画監督を務めたほか、後年はフリーとして「METROPOLIS」(2001)、「ブラック・ジャック」(2005)、「たまゆら」(2011)など、テレビや劇場作品で幅広い活躍を続けました。
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作者の操演技術もすごい。