会社員が趣味で作った2200分の1スケールの「2030東京丸の内都市模型」が、自作のペーパークラフトとは思えない完成度の高さです。見どころが多すぎる……!
東京・丸の内を紙から立体的に再現した作品で、現存する建物のほか、2030年までに建設予定のビルも制作。2027年度に竣工予定の日本最高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」が完成した日の光景を、約5年ほど先に形にしています。
各建物の色合いや窓ガラスの表現にまでこだわり、屋上も室外機などの細かな設備まで立体的に再現しています。そのため、真上から見たときの風景は圧巻のクオリティー。高架道路や、複雑で路線の多い東京駅の作り込みにも驚かされます。
作者は、名古屋在住のトシ(@Fe2AEiFqz0X9AYw)さん。資料はネット上にある情報のみを使い、展開図はパワーポイント(!)を使って描き、それを紙に印刷・切り出して組み立てているそうです。製作期間は2年ほど。完成までの道のりはハッシュタグ「#東京丸の内都市模型」から見ることができます。
個人で作ったとは思えないほど精巧な模型に、Twitterでは驚きとともに賛辞が寄せられ、また2022年に解体工事が予定されている「東京海上日動ビル」とトーチタワーが同時に存在する世界に感動する声などもみられます。
トシさんは、以前に「新宿都市模型」を4年かけて完成させ「神作品」と話題に。ちなみにその後、ジオラマは京王プラザホテルで開催された企画展で展示されました。今回の丸の内都市模型にも「いつか生で見てみたい」の声が寄せられています。
展示等の情報はトシさんのTwitter(@Fe2AEiFqz0X9AYw)で発信しているので、気になる方はチェックするといいでしょう。
画像提供:トシ(@Fe2AEiFqz0X9AYw)さん
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