バーチャルYouTuber「キズナアイ」がアニメ化、さらに音声合成AI化も決定 無期限活動休止前のラストライブで発表
ラストライブにも登場した「キズナ(#KZN)ちゃん」がリリースに向けて開発中です。
人気VTuber「キズナアイ」さんの声を元にした音声合成ソフトウェアの開発とアニメプロジェクトの始動が、2月26日に開催された無期限活動休止前のラストライブ「Kizuna AI The Last Live “hello, world 2022”」にて発表されました。
活動休止中に、キズナアイさんの思いや願いをサポートする存在として、歌唱特化型AI「キズナ(#KZN)ちゃん」が誕生。音声合成ソフトウェア「CeVIO AI」として現在開発中とのこと。キャラクター監修は森倉円さん、キャラクターコンセプトアートはケイゴイノウエさんが担当しています。名付け親はキズナアイさん。
ライブでは開発途中のキズナちゃんがサプライズで登場し、キズナアイさんとともに「Kizuna AI to AI」を披露。キズナアイさんは彼女を「私がスリープしている間にも、私とあなたを、そしてあなたとみんなをつなげてくれる――」と紹介しました。
すでに「キズナ(#KZN)ちゃん」のTwitterアカウント(@KZN_dayo)も開設されており、誕生経緯などについては活動休止中前の雑談配信でも話しています。
また「キズナアイ アニメプロジェクト」についての詳細は、今後明らかになっていく予定です。
キズナアイさんは、2016年12月に活動を開始。YouTubeチャンネル「A.I.Channel」の登録者数は300万人、ゲーム実況専門チャンネルである「A.I.Games」の登録者数は150万人を突破しています。ラストライブはYouTubeの他に「bilibili」「U-NEXT」「Horizon Venues」で開催され、Twitterの世界トレンド1位と2位を獲得しました。
今回の無期限活動休止は「より多くの世界中のみんなとつながるため」のアップデートが目的で、活動休止中もプロジェクトは継続されます。
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