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「だまされないで」「本当に悪質」 「富士山グラス」コピー品のTwitter広告が急増、メーカー「一切関係ない」(1/2 ページ)

メーカーは2018年から模造品への注意を呼びかけています。

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 「富士山グラス」の模造品のTwitter広告が急に増えている――週末ごろからこんな報告が寄せられ、多くの人が「だまされないで」と注意を呼びかけています。メーカーも「一切関係ない」とコメントしています。

 富士山グラスは、グラスの底に富士山をデザインした田島硝子(東京都江戸川区)による製品。週末ごろ、Twitterで「今なら50%オフ」などのプロモツイートが出回っているとの報告が相次いで寄せられました。中には「新型コロナの影響で工場が倒産するため在庫セールを行う」というものも。


編集部が目撃したプロモツイート(画像を一部加工しています)

 編集部がこれらのTwitter広告について田島硝子に問い合わせたところ「弊社とは一切関係ございません」と、正規の広告ではないとコメント。2月23日から、こうした広告についての問い合わせをかなりの件数受けていると答えてくれました。


Yahoo!リアルタイム検索で調べると、23日ごろから「富士山グラス」のツイートが急増

 広告を出稿している業者は、田島硝子や正規代理店の画像・動画を無断転用しており、富士山グラスのコピー品を販売しているとのこと。同社も対応を複数相談しているそうですが、中国の業者のため、Webサイトで注意喚起する以上の対応策が取れていないとしています。同社では、2018年からWebサイトで模造品への注意を呼びかけています。

田島硝子では注意を呼びかけるとともに、模造品の見分け方も説明

 同社は、模造品を見分けるポイントをWebサイトで公開。クオリティに違いがあり、またコピー品は木箱の色味が暗く、しおりがなく、値段が非常に安いなどの特徴があるとのこと。こういった特徴に気をつけ、またプロモツイート経由での購入は避けましょう。

 なお模造品の広告を「通報した」という人も多くみられますが、「ブロックしても別のアカウントで出てくる」というツイートも。「本当に悪質です」「コロナで倒産として同情させるの、本当に卑劣で好きじゃない」と憤る声も上がっています。

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