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「銀座ライオンビル」が登録有形文化財に 現存する日本最古のビヤホール

1934年に作られました。

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 「銀座ライオンビル」(東京・銀座)が、2月17日付けで登録有形文化財として登録されたと、サッポロライオンが発表しました。

銀座ライオンビル
1階のビヤホール

 同ビルは1934年に、大日本麦酒の本社ビルとして創建。ビルの1階がビヤホールとして開店しました。当時としてはぜいを尽くした作りで、建築家など多くの人から称賛を集めたといいます。戦時中の空襲を免れ、1945年9月に接収されて進駐軍専用のビヤホールとなり、1952年1月の接収解除で一般客が再度利用できるようになりました。

銀座ライオンビル
竣工当時のビヤホール

 同ビル1階の「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」は現存する日本最古のビヤホールで、「豊穣と収穫」をコンセプトに、大麦や葡萄をモチーフにした装飾を施した内装は、創建当時からほとんど同じまま。

銀座ライオンビル
店内正面の大型ガラスモザイク壁画
銀座ライオンビル
店内

 「80年以上もの間、銀座の歴史を伝える歴史的建造物として親しまれてきたことも、登録された経緯に影響していると考えられます」とサッポロライオンは述べています。

銀座ライオンビル
大麦を表現した柱
銀座ライオンビル
豊かな実りを育む大地をイメージした店内の赤レンガの壁
銀座ライオンビル
葡萄の房をモチーフにした照明
銀座ライオンビル
ビールの泡をイメージした照明
銀座ライオンビル
6階の「銀座クラシックホール」(現在)
銀座ライオンビル
竣工当時の6階

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