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多様な形で作られた目玉焼きを通して「個性を愛する」を表現した、美大生の卒業制作がユニークで注目を集めています。
黄身や白身の形がさまざまな目玉焼き。多摩美術大学グラフィックデザイン学科の圓井誓太(@SeitaMarui)さんによる卒業制作です。
「パンク」と題した目玉焼きでは、中心部の黄身がトゲ状になっています。パンクロッカーが身に付けていそうなスタッズのようで挑発的ながら、どこかかわいらしさもあります。
その他にも、白身部分が正方形にきちんと整えられた「几帳面」、黄身がダイヤモンドカットのように仕上げられた「上品」など、多種多様な目玉焼きが並んでいます。
作品の意味を作家が解説するコンセプト文には「毎朝作っているといびつな形や黄身がつぶれてしまったりと様々な個性を持った目玉焼きができる」と着想について語られています。日常の気づきから思考を広げたすてきな作品です。
Twitterには生活で身近にある目玉焼きが姿を変えたことに反応して「目玉焼きが大好きなので、楽しく拝見しました」と喜ぶ人の声、「黄身が脱走しかけてるの好き」と表現を楽しむ感想が寄せられています。
作品提供:圓井誓太(@SeitaMarui)さん
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