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石油ファンヒーターが長持ちする片付け方を家電メーカーがアドバイス 安全のために心掛けたいこととは?(1/2 ページ)
残したまま放置すると、灯油が劣化して故障の原因になってしまいます。
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寒さが徐々に和らぎ、暖房機器もそろそろシーズンオフといったこの時期に合わせて、ダイニチ工業が石油ファンヒーターを長く安全に使うための片付け方を案内しています。
まず、タンクや本体内の灯油は、給油ポンプで抜いてポリタンクへ。残したまま来シーズンに持ち越すと、灯油が酸化や不純物の混入により不良灯油となり、異常燃焼や故障の原因になってしまうのだそうです。余った灯油の処分については、販売店やガソリンスタンドなどと相談を。
タンクを受ける油フィルターも要チェック。灯油に混入したごみや水が詰まると、タンクの灯油が本体に供給されず、着火できなかったり途中で火が消えたりとトラブルの元になるそうです。きれいな灯油ですすぎ洗いしてから、日陰でよく乾燥させましょう。
ファンフィルターが目詰まりしていると空気を十分に取り込めず、エネルギーを浪費してしまうため、そのホコリ取りも重要。シーズン中もマメに掃除すべきポイントですが、片付ける際にあらためてきれいにして、来シーズンの灯油節約につなげてほしいとのことです。
フィルターの影響を示す実験動画
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