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京大の“伝説的入試問題”をバースデーケーキに 高校生への高度なお祝いが「発注した親も請けた店もすごい」と話題(1/2 ページ)

1995年の数学問題をプレート上で再現。

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 ある家庭で、親が数学好きの子どもへ用意したバースデーケーキが、アカデミックな味わいで話題です。大きなチョコプレートに京都大学の入試問題がびっしり……!

京大1995 情報量が異様に多いケーキだなと思ったら……
京大1995 よく見るとプレートは京大の過去問でいっぱい

 投稿主はTwitterユーザーのぶちこう(@Buchikou_01)さん。高校1年生時の誕生日を、一部で伝説の問題と名高い「1995年京大入試の数学問題」付きケーキで祝ってくれたといいます。

 この問題を伝説たらしめているのは、提示された関数に任意の自然数を代入した値がこの設問の得点となるという、ユニークな出題方式。点を自由に稼げそうに見えて、実際に計算すると、ある特定の数値を入れない限り、得られる得点はゼロとなります。つまり正解と呼べる回答は、得点が18となるその数値しかなく、その仕掛けまで含めて伝説。

 「こうしたシャレが分かる頭と、頼んでくれる両親がすばらしい」「これを書いてくれるケーキ屋さんがすごい」と、ツイートは話題に。「あの日かろうじて解けた問題が、こうして語り継がれているとは……」と、入試会場であの問題に挑んだ人の声もみられます。

 ケーキが出てきた当時、ぶちこうさんは嬉々として解き、「自分が喜ぶことをちゃんと理解してくれてた親の愛も感じた」とコメント。そんな背景もあってか受験に無事合格し、この春から京大生だということです。

画像提供:ぶちこう(@Buchikou_01)さん

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