お互いに思い合っているのに無理してケンカしている嫁姑漫画に、間に挟まれた夫と同じ気分になってしまいます。お互い素直になったら良いのに……。
いつも些細なことでケンカをしている嫁と姑。今日は味噌汁の味付けについて言い争いをしています。
「おいしいから具合悪くなるくらい飲んじゃうって言ってるの!」「私も病気になられたら困るからあんまり飲まないでって言ってるんですよ!」――終始こんな感じで、お互いへの思いやりをケンカのように伝え合っています。どうして素直に伝えないの……。
もともとは仲が良かった2人。ことの発端は友人たちとそれぞれお茶をしに行った時のことです。周りのみんなが嫁あるいは姑の悪口を言っていたので、空気を読みすぎて「うちもケンカばっかり」と言ってしまったのです。それからは無理にケンカするようになってしまったのでした。夫は「このケンカ、なんの意味があるんだよ」と思うばかりです。たぶん読者も同じ意見ですね……。
別の日には掃除のことでケンカに。「掃除できないくらい忙しいなら私がやろうと思うけど、家事を勝手にやられるとそれも迷惑かと思って確認したかったのよ!」。お姑さん、気遣いの塊のようなことを言っているのに、どうしてそんな口調に!?
「お義母さんが家で退屈そうにしてたから、好きなパズル雑誌でも買いに行こうと思ってたんですよ!」。お嫁さんの方も相手のためにしようとしてることを、どうしてそんな怒ってる風に!?
さすがに夫も仲裁に入りますが、2人ともやめようとしません。涙を流してまでお互いのことを気に入らないフリをする2人の漫画に「ツンデレ」「言いたいこと言えるけど泣くならやめようぜ……!」「なんだこの面倒な真面目さ」など、早く普通に仲良くなってほしい読者からのコメントが寄せられています。
作者は漫画家の大江しんいちろう(@s_ooe)さん。漫画『嫁姑は仲良くケンカする』は、現在「主任がゆく! スペシャル」で連載中。単行本1巻が販売中です。
作品提供:大江しんいちろう(@s_ooe)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.