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5歳児が描いた絵と文字を使って作られた布絵本が、子どもの感性を大切にする気持ち満載でステキです。
こちらはイラストレーターの倉田けい(@kurata_kei)さんが母との思い出として公開した布絵本。表紙の製作者の名前は伏せてありますが、当時5歳だった倉田さんのお姉さんが描いた文字と絵を使用しています。
表紙には、「おみせやさん」という看板を掲げた車が登場。ページをめくると、倉田さんのお母さんの文字で「○○ちゃんのおみせは、タイヤがついていてどこへでもいけます。すてきでしょ」という風に設定が説明されています。
先のページへ進むと、「ふくやさん」「やおやさん」「はなやさん」など、さまざまなお店が並んでいます。布で作った立体的な絵のおかげで、5歳児の絵が持つかわいらしさが引き立っているように見えます。
倉田さんのお母さんは他にもベビー靴下で布絵本を作ってくれたこともあるそうで、自身が得意なことを生かす形で、子どもの幼少期ならではの出来事を大切にしていたんですね。30年ほど前の作品が残っているのもすごい……!
Twitterには「温かい雰囲気が活かされていて、素晴らしいです。世界に一つの宝物ですね」と布絵本を称賛する声や、「お母様の字がとても美しい!!美しすぎて衝撃受けました」と優しさあふれる母の文字をたたえる声などが届いています。
画像提供:倉田けい(@kurata_kei)さん
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