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ダイソンは3月30日、約30年にわたり培った空気清浄テクノロジーを生かしたノイズキャンセリング機能付き空気清浄ヘッドホン「Dyson Zone(ダイソン ゾーン)」を発表しました。
同社初のウェアラブルデバイスで、ハウスダストや有害なガスといった空気中の汚染物質を除去し、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能と高性能な音響システムで騒音を遮断します。
2つのコンプレッサーを各イヤーカップに配置。そこから2層フィルターを介して空気を吸い込み、浄化された気流が鼻と口の近くに保たれるよう設計されています。なお、非接触型シールドの開発により、顔全体に接触することなく、効果的にきれいな空気を送り届けることが可能になったとのこと。屋外での横風にも対応します。
空気浄化モードは、低・中・高・自動の4つ。自動モードでは、搭載された加速度計によって浄化速度が切り替わります。また非接触型シールドは着脱でき、オーディオ再生のみで使用可能です。ANC機能は、会話モードやアナウンスなどが聞きやすくなるモードも搭載しています。
2016年から研究開発に着手し、500種ものプロトタイプを製作。初めてオーディオ技術開発に取り組むダイソンのエンジニアは、科学的なアプローチから音響システムやノイズキャンセルシステムを開発。また装着時の安定性や快適性にもこだわり、ヘッドバンド中央のクッションやイヤークッションについても、詳細な調査・構造の掘り下げを経て設計を行っています。
2022年秋から一部地域の店舗およびオンラインにて販売開始予定。現時点で日本での展開の有無や時期は未定となっています。
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