「値上げ？」「1950円って高くない？」 2022年4月1日開始「首都高」の料金改定 つまりどういうこと？（2/2 ページ）

どういうこと？　何が変わる？　お得なこともある？　を解説します。

[大泉勝彦, ねとらぼ編集部，ねとらぼ]

値上げしただけではありません　首都高にもいよいよ「深夜割引」が登場

　今回の料金改定とともに「そういえば高速道路っていつか無料になるんじゃなかったのかよ？」「二輪車の料金が変わらず高すぎる」（関連記事）という話も挙がりますが……それらはさておき、お得になることもあります。首都高でもいよいよ「深夜割引」を導入します。

いよいよ首都高でも「深夜割引」が開始。0時〜4時の間にETCで乗る／入るが記録されれば適用される（画像：首都高Webサイトより）

　深夜割引とは、NEXCO管轄の高速道路で既に導入されている「ETCを利用して深夜帯に乗れば料金割引」となる施策です。計画を変えて、交通分散に協力してくれれば割り引きますよというものです。

　首都高の深夜割引は毎日0時〜4時の間に「首都高のETC入口通過」で料金が20％引きになります。NEXCO管轄高速道路の施策と併せて、混雑する観光・帰省シーズン、計画に余裕があり少しでも得したい旅行時などにうまく使いたいですね。

例えば川口JCT〜用賀（38.6キロ）間の場合、通常料金は上限距離の設定が引き上げられたので100円高くなるが、新たにできた深夜割引を活用すればこれまでより安くなる。このほか、法人向けの大口・多頻度割引も拡充する。車両単位の割引率、そして中央環状線より内側を“通過しない”場合の割引率を引き上げ、最大割引率は35％から45％に上がる（画像：首都高Webサイトより）

お出かけは余裕を持って計画的に！

（大泉勝彦）

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