「チョコリエール」がWikipediaすら存在しないほどネットに情報皆無 納得いかないのでブルボンに歴史や特徴を聞いた(2/2 ページ)
人類はもっとチョコリエールを食べるべきである。
―― チョコリエールの発売日はいつだったのでしょうか。
ブルボン: 1977年10月です。
―― チョコリエールのこだわりやアピールポイントを教えてください。
ブルボン: 「チョコリエール」は、ルマンドをはじめとする当社オリジナルの洋風ビスケット菓子のラインアップとして開発した商品です。ダイジェスティブビスケットを細長くタルト状に香ばしく焼きあげ、チョコクリームをトッピングした商品です。
発売当時、これほど細長いタルト状のビスケットはなく、ビスケットの型抜けが悪かったり、充填したチョコクリームがビスケットの中で均一に広がらなかったりと開発にも苦労がありました。
2021年夏より、トレーを使用しないeco包装タイプに順次切り替えています。
―― 商品名はどのように決まったのでしょうか。
ブルボン: 「チョコリエール」は、商品のイメージからチョコとそれを包み込むような包容力を感じさせる造語です。
―― 発売当初と現在で原材料や味、価格の変化はありましたか。
ブルボン: 基本的に原材料や味の大きな変化はありませんが、その時代のお客さまの嗜好に合わせて微妙に味を調整しています。長い歴史の中でその時々での店頭の価格変動はありましたが、現在は発売当初と同じ150円(税別)で販売しています。
―― 海外でも販売していますか。
ブルボン: 海外での生産販売はありませんが、日本で生産した商品を米国、東南アジアを中心に輸出販売しています。
―― アレンジ商品(○○味やアイスなど)は存在しますか。
ブルボン: 現在は販売していませんが、過去には「コーヒーリエール」というコーヒー味の商品がありました。
―― 社として忘れられない・思い出深いチョコリエールに関する事件やエピソードなど何かあれば教えてください。
ブルボン: 古くからの商品でありますことから、特別なものは伝わっていませんが今でもご好評をいただいている商品です。多くの方の思い出に残していただければ幸いです。
コーヒーリエールなんてものが存在していたとは、全く知らなかった……! そして昔と同じ150円で買える、この幸せ。みんなもチョコリエール、買おう。
おすすめ記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ブルボンの“公式擬人化”第3弾は「チョコリエール」 まさかの褐色っ娘に
これは予想外。 - 「私の中のブルボン王朝を具現化しました」→ 確かにブルボン王朝としか言えない写真がステキだと話題に
なんだか楽しそうな雰囲気にほっこりします。 - 大量のアルフォートが融合した巨大アルフォートに驚きの声 「狂気を感じる」「お菓子界のスイミー」
チョコを溶かしてビスケットを並べ直して、帆船の絵も1から作った苦心の作。 - チョコレートが1.5倍になった“アルフォートミニ”が登場 鼻血がでるまで食べ尽くしたい
チョコレートはどんなに多くても一向に問題ない。 - “ルマンドのボールペン”を作る方法 お菓子の包装を使ったアイデアに「天才」「真似したい」の声
お手軽に作れてかわいい!