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子どもが生まれて“大切なもの”を手放した 「人生の荷物」を描く漫画に「泣いた」「まさにこれだった」の声(1/2 ページ)

大きな反響が集まっています。

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 子どもが生まれて好きなものを手放し――人生において自分が抱えてゆくものを荷物に例えた漫画「人生の荷物」が大きな反響を呼んでいます。作者は漫画家の水谷アス(@mizutanias)さん。


一度背負ったら下ろせない、小さいけれど重い命

 子どものころの主人公は、いつも母に荷物を持ってもらっていました。成長するにつれて自分の荷物は自分で持つようになり、やがて一緒に荷物を運ぶ伴侶を得ますが、子どもが生まれて全てが変わります。


命を守るために気が抜けなくなり……

 自分が気を抜いたら子どもが死んでしまう。子の命は小さいけれど重く、一度背負ったら下ろせない。母となった主人公は、その重さを背負って歩くために、自分が好きだったものや大切だったものを捨てていきます。子が育って少し身軽になったころには何も残っていなくて……。


余裕ができたころには何が好きだったかも分からなくなってしまう

 育児に追われて、それ以外の大事なものや自分の楽しみを持てなくなってしまう。親になって直面することを“荷物”に例えて描いた漫画には、同じ思いをした人から「泣いた」「まさにこれだった」と共感の声が集まっています。

 頼ることに気づき、家族とともに大切なものを探す主人公。そして誰かに手を差し伸べようとする結末にはほっとするとともに、重い荷物を抱えている誰かを少しでも手助けできるだろうかと考えさせられる作品です。

 水谷さんはTwitterのほか、Instagramnoteでも作品を公開しています。

作品提供:水谷アス(@mizutanias)さん

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