「ママ友との距離を考えた」という体験漫画がTwitterに投稿され、「まさに今直面してる問題です」「適度な距離感で付き合えるって理想ですね」といった共感の声が寄せられています。
ママ友との距離を考えた
この漫画を描いたのは、8歳と4歳の女の子のママであるようみん。(@imoyamayoumin)さん。ようみん。さんは、長女ちゃんの出産後、特にママ友を作ることなく幼稚園入園を迎えたといいます。
生まれたばかりの次女ちゃんを抱っこして長女ちゃんを幼稚園に送っていくと、そこにはママ友の輪が。会話に加わるとあっという間に時間がたつのですが、ようみん。さんは抜け方が分からなかったといいます。
悩みの種はお迎えの時間にも。長女ちゃんが行きたがるので帰りに公園に寄ったところ、そこにもママ友の輪ができていて、会話に加わると1時間が経過していました。
長女ちゃんを見ながら会話に加わるのはようみん。さんにとっては大変なこと。2人の子は夕方になると泣くことが多く、帰宅時間が遅くなることで夕飯の準備やお風呂にもしわ寄せが出てしまい、次第にしんどいと思うようになっていました。
モヤモヤした気持ちの中、世の中はコロナ禍に。長女ちゃんの幼稚園は休園しているうちに卒園を迎えていました。次は次女ちゃんが入園する番。ようみん。さんはある決心をします。
いよいよ次女ちゃんが入園する日。幼稚園に行くと、やはり次女ちゃんと同じ学年のママ友たちが輪になっています。
こちらに気付くとあいさつをしてくれるママ友たち。ようみん。さんが「私、先に行くね〜 じゃ、また」というと、ママ友たちは「うん、またね」と応えます。
ようみん。さんの決心とは、ママ友たちが会話をしていても立ち止まらず、そのまま立ち去ること。「それだけ?」と思われそうですが、ようみん。さんにとってはすごく勇気がいることだったのです。
それからは基本あいさつだけして帰宅するようになったというようみん。さん。次女ちゃんはそれほど公園に行きたいタイプではなく、立ち寄る機会も減りました。
ある時、ママ友たちが何時間も話していたことを知ったママさん。話すのが好きな人にとっては幼稚園での会話がストレス発散になっているんだろうな……と考えます。
ようみん。さんは人と話すより、自分のペースで過ごす方がストレス発散になるタイプ。幼稚園のママ友には「すぐ帰宅する」と思われた方が楽だといいます。
無理して付き合って疲れていた頃より、今のように程よく離れている距離感が合っていると感じているようみん。さん。それぞれが良好な関係であればいいのかな……と書いています。
この漫画には「私も最初の子のとき、お喋りからの抜け出し方が分からず四苦八苦しました」「人と話すことでストレス発散になる外向タイプと、1人の時間を過ごすことが好きな内向タイプがいるので付き合い方はさまざまですよね」といった声が。「私は長女入園までママ友が居なかったので情報交換できるママさんたちに本当に助けられました」という体験談も寄せられました。
ようみん。さんはイラストレーターで、子育てのエピソードなどを漫画にしています。Twitterの他、Instagram(mamayoubi)でも情報を発信しています。
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