小学1年生の娘を持つママが、娘の“推し”のアイドルを使って九九を覚える勉強法をInstagramに投稿し、「目からうろこ」「なるほど!」と注目を集めています。
投稿者は、マミヤ(@mamiyang83)さん。7歳の女の子・しぇーちゃんと楽しく暮らす“オタク”なママです。
九九は多くの場合小学校2年生の2学期ごろに習いますが、マミヤさんはかつて自身が九九の勉強で苦労した経験から、しぇーちゃんへ少し早めに九九を教えておこうと思い立ちました。早速、かけ算とはどういう用途で使うものなのかを説明し、お友達のママさんにお勧めされた「チャレンジの九九の歌」を聞かせて覚えさせようと試みます。
寝る前に曲をかける習慣を作りましたが、数週間たってもなかなか興味を示さず、曲が頭に残らなかったしぇーちゃん。そこでマミヤさんは考えた末、しぇーちゃんの好きな韓国アイドル「Stray Kids(ストレイキッズ)」と九九の歌を掛け合わせることにしたのです。なんとオタクらしい発想……!
マミヤさんは、しぇーちゃんに九九の歌への関心を深めようと、段によって違うテーマを付けてイメージに合うアイドルメンバーを組み合わせました。「ニーッと笑って2の段」には笑顔がすてきなアイエン、「ロックだイェーな6の段」にはラッパーのチャンビン……と当てはめていくと、しぇーちゃんは瞳を輝かせて大喜び! 自ら「3の段にするのはスンミンがいいかな!?」と提案するほど興味を持ってくれたといいます。
以前に流していたときとは違い、毎晩布団の中で夢中になって九九の曲を聴くようになったしぇーちゃん。くわえて、マミヤさんが小学生のころに苦手だった段を伝えると、負けたくない気持ちが出てきたのか、やる気がぐんと増したといいます。今では寝る前にアイドルのモノマネをしながら問題を出し、楽しく勉強を継続しているのだとか。
マミヤさんによると、周りのママも子どもの好きなものの要素を取り入れながら九九を教えているといいます。子どもも大人も、何かを学ぶときには自分の好きなものと絡めて覚えるのが一番なのかもしれませんね。小さなきっかけで難しい九九に興味を持ち、「九九って面白いね」と笑顔を見せるようになったしぇーちゃんに、うれしくなってほほ笑み返すマミヤさんなのでした。
投稿には、「その発想がほんとすごいです」「好きなもの絡める…なるほど!と思いました」と、絶賛の声が寄せられています。
マミヤさんはこの他にも、子育てのことや日常のエピソードを漫画に描きInstagramで公開中。しぇーちゃんの自閉症スペクトラムに関するエピソードも投稿されています。
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