「もののけ姫」のコスプレでここまで……!? 乗れる「ヤックル」を手作りする猛者に「コスプレイヤーの域を超えている!」と感嘆(1/2 ページ)
作品への愛が溢れすぎてる。
スタジオジブリ作品「もののけ姫」のコスプレ衣装製作で、架空の生き物「ヤックル」をリアルに乗れるサイズで作ってしまう猛者が現れ、Twitterで「意味が分からないレベルで凄い」「コスプレイヤーの域を超えている!」と話題になっています。
製作したのは、コスプレイヤーのべるか(@beruka225)さん。完成した「アシタカの衣装と乗れるヤックルのセット」を投稿していますが、どちらも自作とは思えないクオリティーの高さで驚きます。
特にヤックルは圧倒的な存在感を放っており、たくましく愛嬌のあるお顔や、立派な角、もふもふの毛並みなど、室内にいることに違和感を覚えるほど生き生きとしています。コスプレ道具ってレベルじゃない!
製作過程は、胴体や角はサンペルカ(軽くて柔軟性のあるポリエチレンフォーム)で造形し、その上にフェイクファーを貼り、さらに毛を1本ずつ増毛したり、カットしたりしてから染色。鼻は紙粘土で作り、目にはレジンを使用することで撮影時にキャッチライトが入るようにしています。「ヤックルに乗りたい」という思いから実際に作ってしまう愛の深さよ……!
もちろん、アシタカの衣装にも随所にこだわりが感じられる作りとなっており、派手すぎない色合いや見た目からわかる布の質感、使い込まれた感のある弓矢といった道具などなど。べるかさんによると、矢をたくさん作るのが大変だったそうで、想像以上に必要な小物類が多かった様子。
さらにべるかさんは「山犬にも乗りたい!」と、「サンの衣装と乗れる山犬達のセット」も製作。山犬たちも製作過程はヤックルと同様ですが、よりもふもふとした毛並みやヒゲ、片方は迫力のある歯も見えています。ちなみにサンの衣装、仮面や武器は、汚し加工を強めに入れているとのこと。
べるかさんのTwitterアカウントでは、森とスタジオで撮影した完成写真も公開中。この尊いハイクオリティーなコスプレ写真から、ヤックルや山犬までコスプレイヤーさんが手作りしたものだといったい誰が想像できるだろうか……。
完成写真
Twitterのコメントでは「作り上げるのも凄いのにリアルさもめちゃくちゃすごくて生きてるみたいです…」「これは……もはや芸術作品かと」と称賛の声が寄せられ、「とんでもなさ過ぎて言葉が出ませんw」「ヤックルって作れるんだ……」と衝撃を受けて言葉を失う人も。
べるかさんは以前に、「ウマ娘 プリティーダービー」のライスシャワーのコスプレで、衣装に加えて「出走ゲート」を製作してスタジオに持ち込んだり、「戦姫絶唱シンフォギア」の雪音クリスのコスプレでは“超デカいミサイル”を製作して話題に。コスプレの世界の本気を見ることができます。
画像提供:べるか(@beruka225)さん/完成写真撮影:ぱんぬ(@Pan_nu_photos)さん
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