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2022年5月8日をもって一時閉店する三省堂書店本社・本店ビル(東京都千代田区)に掲出された巨大“しおり”が話題を集めています。書店の文化を未来に残すため、本店をリニューアルする“第二章”が始まる前の象徴として、しおりを選びました。
巨大“しおり”は、写真を見る限り4フロアにまたがるほどの大きさ。「いったん、しおりを挟みます」と書かれ、一時閉店はあくまで、ひとつの区切りであることを示しています。
本店は、現店舗での閉店後、6月1日から千代田区神田小川町2-5(元・ヴィクトリアゴルフ御茶ノ水店ビル)で仮店舗の営業を開始する予定。新店舗は、2025年に再び本店ビルのあった場所で営業の開始を目指しています。
同社は一時閉店にあたり、「100年先も、200年先も、書店という文化を残していきたい」「未来に書店を残すため、現状維持よりも、挑戦を選びます。もっとたくさんの人が、本と出会い、本を楽しめる場所に、生まれ変わってみせる。神保町本店の第二章に、どうぞご期待ください」とコメントしています。
この広告にネットでは、「最近はAmazonに押されてか、街の本屋がどんどん減るけど、ここは残って欲しいと思っていた。次に挟んだ栞のページを開く時には、また行きたい」「これからも三省堂のあかりを神保町にともし続けてほしい」と応援と感謝の声が寄せられています。
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