ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

プロゲーマーが障がい者への不適切発言で処分 12月まで活動停止と報酬の全額カット(1/2 ページ)

12月末までの選手活動停止と選手報酬全額カットと重い処分となりました。

advertisement

 プロeSportsチームを運営する「REJECT」が5月3日、同社のPUBG MOBILE部門所属のプロゲーマー、SaRa選手による不適切発言があったことを確認し、同選手に対して12月末までの選手活動停止などの処分を下したと発表しました。

reject
処分を受けたSaRa選手(同選手のTwitterアカウントより)

 

 処分対象となった発言があったのは、同社所属の他選手が5月1日に配信している最中のこと。SaRa選手が発した「障害者やろ マジで」という言葉が配信に入り込みました。同社によると、同じ施設内で別のゲームをプレイ中、ボイスチャットを付けていない状態で発したものでした。

 同社は、本人への聞き取り調査を行い、事実であることを確認。「当該発言は極めて不適切であり、重大なコンプライアンス違反である」として、SaRa選手に対し、2022年12月末までの選手活動停止、当該期間の選手報酬全額カット、社会貢献活動への参加という処分を下しました。

reject
同社が発表した「所属選手の不適切発言に関するご報告」

 SaRa選手も同日、Twitterを更新。「僕の発言は決して許されないものであり、重く受け止めています。改めて、応援してくださるファンの皆様、また関係者の皆様、ご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません。僕の発言で不快な思いをされた方々に、深くお詫びいたします」と謝罪しました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る