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東日本旅客鉄道(JR東日本)は、2011年7月の新潟・福島豪雨で被災した只見線の会津川口〜只見間について、2022年10月1日に運転再開することを発表しました。
運転再開後は、会津川口〜只見間を被災前と同様に1日3往復します。10月1日には全線運転再開記念列車の運行も予定しています。
只見線は、福島県の会津若松駅から新潟県の小出駅を結ぶ全長135.2キロの路線です。2011年7月の豪雨で「第5・第6・第7只見川橋りょう」が流失するなどの甚大な被害を受けた会津川口〜只見間(27.6キロ)は、鉄道による全線復旧の見通しが立たない状態が長らく続いていました。
同区間について、2017年には福島県が鉄道施設を保有し、JR東日本が列車の運行を行う「上下分離方式」の導入が決定。その後、JR東日本が復旧工事を進めていました。流失した橋りょうの復旧工事は全て完了し、7月下旬から運転再開に向けた訓練運転を開始できるよう、引き続き復旧工事を進める予定です。
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(大泉勝彦)
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