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30歳なのに「四十肩」と診断されショック!→再診で思わぬ事実が発覚 「肩に石ができた」実録漫画の恐怖(1/2 ページ)

セカンドオピニオン大事。

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 なかなか治らない肩の痛みをよく調べてみたら、思わぬ事実が――。漫画「肩に石ができて漫画が描けなくなりそうになった話」が、恐ろしくもためになります。

アイキャッチ1 突如漫画家を襲った激痛の正体は……?
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 漫画家の黒木崇文(@IKUMAN4)さんが、30歳になったころにわずらった左肩痛の体験談。突如の激痛に苦しんでネットで調べてみれば、心臓病の恐れもあると出て、もしやと思って日曜診療へ駆け込みました。

アイキャッチ2 まさか心臓病? 心配になって診療所へ

 そこで医師が下した診断は「四十肩」。懸念された心臓病ではなかったものの、「まだ30歳なのに四十肩は不名誉」と黒木さんは嘆きます。

アイキャッチ3 診断は「四十肩」

 しかし、肩の痛みはそれ以上に深刻。処方された痛み止めや湿布がまるで効かず、左手は原稿用紙を押さえることすらできなくなってしまいました。

アイキャッチ4 左手が使えないほどの激痛が……

 痛みは日に日にひどくなり、これは四十肩ではないと確信した黒木さん(※)。一睡もできないほどの激痛をどうにか乗り越えて、あらためて整形外科でみてもらいました。

 レントゲンを撮った結果、肩関節のそばには骨とは違った“石”の影が――これが痛みの根源でした。医師の診断は「石灰沈着性腱板炎」。肩の筋肉にリン酸カルシウムが沈着し、炎症を起こしていたのです。

※四十肩(五十肩)は複数の疾患をまとめた俗称で、石灰沈着性腱板炎も一般的に四十肩の一種とされているそうです

アイキャッチ6 レントゲンには「石」が

 黒木さんは石の排出を促す薬を処方され、なんとか回復することができました。現在まで何度か再発したものの、早期治療のおかげで大事には至っていないとのこと。漫画は「痛みを感じたら早めに整形外科の受診を」と締めくくられています。

アイキャッチ7 早めの受診が大事(※追記:作中では「四十肩じゃなかった!」と書かれていますが、一般的には石灰沈着性腱板炎も四十肩の一種と診断されることが多いようです)

 同じ症状に苦しむ人は多いようで、漫画のツイートにはつらい経験談が多数寄せられました。また、「セカンドオピニオンの大切さを再確認した」といった声もあり、教訓として受け止められています。

作品提供:黒木崇文(@IKUMAN4)さん

【5月22日追記】タイトル・本文の表現を一部修正、四十肩についての注釈を追記しました

 

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