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日本の特撮番組「スーパー戦隊」をベースにした米国のヒーローシリーズ「パワーレンジャー」に、ノンバイナリー(男女のいずれにも属さないと考える性自認を持つ人)のヒーローが加わることが明らかになりました。
この新ヒーロー「Death Ranger(デスレンジャー)」が登場するのは、BOOM! Studiosが8月に単発作品として刊行するコミック版のパワーレンジャー「POWER RANGERS UNLIMITED: THE DEATH RANGER #1」。「OMEGA RANGERS」のメンバーで、闇落ちしたキャラクターとのこと。
コミックの脚本を担当するポール・アロー氏は自身のTwitterで、デスレンジャーの代名詞は性別を限定しない「they/them」であると明言。自身もノンバイナリーである同氏は、反響について「多くの人がユーザー名をデスレンジャーに変えている。素晴らしい」と喜びをつづっています。
一方で「ノンバイナリーのレンジャーは企業のマーケティングギミックだ」との意見も多く見たとして、デスレンジャーは別のクリエイターが作ったキャラクターで、出版社からそのストーリーを依頼された際に「『デスレンジャーはノンバイナリーだ』と伝えると、皆『クールだ』と言ってくれた」と説明しています。
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