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セガの家庭用ゲーム機「ドリームキャスト(DC)」の“CMの顔”を担ったセガ社員、「湯川専務」こと湯川英一さんが2021年に亡くなっていた――。週刊女性PRIMEの報道に、ゲームファンや業界から追悼の声が寄せられています。
湯川さんはDCが発売された1998年当時、セガの専務取締役に就任。テレビCMで「セガなんてだっせーよな」「プレステのほうが面白いよな」という、「子どもたちの生の声にショックを受ける現役専務」を自ら演じました。
CMは自虐的な内容もあいまって注目を集め、湯川さんもCMキャラクターとして人気に。のちにDCの販売不振を受けて常務に異動されながらも、専務時代の印象から「湯川元専務」と呼ばれ、1999年には「湯川元専務のお宝さがし」でゲームにも出演しています。その後セガを退職し、親会社のCSKグループへ移籍。クオカードの社長など要職を歴任しました。
今回の報道によると、近年は体調を崩しており、2021年6月に誤嚥性肺炎で亡くなっていたとのこと。享年78歳。「静かに送りたい」との家族の意向から、その死はCSKにすら連絡されていなかったといいます。
突然の訃報に、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の生みの親、中裕司さんら関係者や、ゲームファンからは驚きの声が多数。湯川さんが盛り上げたDCやイベントの思い出とともに、追悼の声が送られています。
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