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富士山の見える山中湖からの風景を配信するライブカメラが捉えた赤富士に「美しい……」「浮世絵の世界だ」と感動の声が上がっています。
葛飾北斎の赤富士は存在した!!
話題になったのは、写真家でギタリストのVICENTE AGEMATSUさんが、自身のYouTubeチャンネルにて6月12日夜〜13日朝にかけて行ったライブ配信の映像。
早朝4時20分頃から美しい朝焼けの空がみられ、その赤い色が徐々に富士山を染めていくような光景が映っています。全体が染まって輝くような“赤富士”が現れる頃には、空の色が青色へと落ち着き、赤と青のコントラストが見事な絶景に。
あまりにきれいで、まさに葛飾北斎の名画「凱風快晴」を思わせる映像がTwitterで拡散されると、「ほんとに赤い……!」「絵みたいだ」と驚きの声が多く上がりました。中には「フィクションかと思ってた」「赤富士って現実のものだったのか!」なんて声も。
撮影者のVICENTE AGEMATSUさんも「葛飾北斎の赤富士、あんなに赤くなるわけがないなどと揶揄(やゆ)されたりして、私も実際5年ほど見続けてもあれほどの『赤富士』出会えたことはなかった」そうで、今回の景色を見たときには「あの葛飾北斎と同じ風景を時空を越えて見ている」のだと心が震え、涙したといいます。
映像は赤富士が現れた瞬間の切り抜き動画のほか、元のライブ配信アーカイブ(約12時間)も公開中です。
山中湖ライブカメラ(元のライブ配信アーカイブ)
画像提供:YouTubeチャンネル「VICENTE AGEMATSU」/VICENTE AGEMATSUさん
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