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登校前に子どもから「マヨネーズの容器」が必要だと言われて…… マヨネーズを小皿に出し切る母を見た娘の姿に「優しい」「感動しました」の声(1/2 ページ)

やさしさがすてき。

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 学校で必要な素地あをそろえたときのエピソードを描いた漫画がTwitterに投稿されました。6月16日現在、投稿には8300件を超える“いいね”が寄せられています。これはきゅんときてしまう。

「マヨネーズの容器」 焦る娘ちゃん

 漫画の作者はきくまき(@kikumaki00)さん。小学校に通う、6歳の娘を育てています。ある朝、娘ちゃんが「学校の水遊びでね ケチャップとかマヨネーズの容器を使うんだって」ときくまきさんに伝えました。工作などに使うため、「○○が必要」と突然言われることは保護者にとってよくある話です。

「マヨネーズの容器」 マヨネーズの容器が必要に

 一瞬慌てたきくまきさんですが、娘ちゃんの話をよく聞いてみると、今日必要かどうかはわからないものの、昨日すでに持ってきていた子も居たとのこと。それならば今日あった方がいいだろうと、きくまきさんが冷蔵庫を探すと残り少ないマヨネーズがありました。これくらいなら、ときくまきさんは小皿に出し切ることにします。

 それを見ていた娘ちゃんは「えっ!? いいよ!」とびっくり。大慌てできくまきさんを止めようとし、さらに「新しいマヨネーズ買わなくちゃいけないし」と心配をしてくれました。しかし残っていた量は今日中に使い切れる、ほんのわずかなもの。「大丈夫よ」と伝えると、娘ちゃんは「ほんと? ありがとう」と感謝を伝えます。

「マヨネーズの容器」 しっかりとお礼を伝える娘ちゃん

 きくまきさんは、空になったマヨネーズの容器を洗って袋に入れ、娘ちゃんと集団登校の集合場所まで一緒に向かいました。

 その道中、娘ちゃんが「ねえママ…」とぽつりと話しかけました。そして「さっきはありがとう」と再度お礼を伝えてきたのです。きくまきさんは「どういたしまして」と言いながらも、「残り少ないマヨネーズを出し切っただけなのになぁ」と笑ってしまうのでした。

 この漫画には「娘ちゃんの近頃の成長に感動します」「とっても良い子過ぎますね」「かわいい」といった声が寄せられています。大人にとってはちょっとしたことであっても、感謝の気持ちを懸命に伝えようとする娘ちゃんの優しさに心打たれますね。

 きくまきさんは、Twitterアカウント(@kikumaki00)やInstagramアカウント(@kikumakisan)、ブログ「娘が可愛すぎるんじゃ〜!」で娘ちゃんやタレ目の飼い猫「そむ」ちゃんの日々のエピソードを漫画やイラスト、写真などで公開しています。また、書籍『娘が可愛すぎるんじゃ〜! 』『タレ目猫そむが可愛すぎるんじゃ〜!』、絵本『まりもとぼく ゆうきのいっぽ』も販売中です。 

 

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