米の非営利動物保護団体「Hope For Paws」が病気の子猫とその母猫を保護する動画をYouTubeに投稿しました。コメント欄には「母猫も子猫も安全な居場所が見つかってよかった」「小さな家族を助けてくれてありがとう」というコメントが寄せられ、動画は記事執筆時点で16万回以上再生されています。
Hope For Pawsに「病気の子猫とその母猫がいる」と連絡が入り早速スタッフは現場に向かいました。すると、茂みや物置に隠れている子猫たちを発見。
まずは、母猫を捕獲するべく、エサを入れた捕獲機を設置し待ちます。すると、おなかがすいていたのか母猫がやってきました。エサを食べている間にケージを下ろし、見事捕獲成功！
次に子猫たちですが、母猫と違い病気で鼻がつまっていてエサの匂いには反応しなかったため、スタッフは1匹ずつ網で捕獲することに。茂みに隠れていた子猫を捕まえると鼻どころか病気で両目が開いていませんでした。
時間はかかりましたが、物置に隠れていた子猫たちも、1匹また1匹とスタッフが着実に保護していきます。子猫は全部で5匹もいました。
そして、施設に行きお風呂に入れてもらう子猫たち。たくさんノミが付いていておなかにはノミのフンがびっしり！ 検査の結果、子猫たちは猫ヘルペスウイルスと診断されました。結膜炎になり目は開かず、鼻は効かない状態で体は痒い……考えただけでゾッとします。
そして1カ月後、治療のかいあってすっかり元気になった子猫たち。両目はしっかりと開き無邪気に遊ぶ姿にほっとします。
現在、5匹の子猫と母猫は、保護したスタッフのジョアンさんが引き取り元気に過ごしています。「バタースコッチ」と名付けられた母猫は、外が大好きなようで避妊手術とワクチン接種を済ませ家の庭を元気に走り回っているそうです。
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