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東京・中野のランドマークとして長年親しまれてきた「中野サンプラザ」の閉館日が、2023年7月2日に決定したことが分かりました。中野区議会が7月7日に公開した資料の中で明らかになったもの。
閉館の理由は、中野駅新北口駅前エリアの再整備に伴うもの。閉館すること自体は以前から発表されていましたが(関連記事)、正式な閉館日が今回新たに決定した形となります。資料によれば、ホール部分以外は2023年6月末日をもって営業を終了し、7月2日で施設全体が閉館となるとのこと。また閉館にあたっては、中野サンプラザの記憶を次世代に残していくための取り組みとして、閉館記念コンサートや回顧展、他にも区民向けの見学会といったイベントも検討しているそうです。
中野サンプラザは1973年に中野駅北口にオープン。コンサートホールやホテル、レストラン、宴会場、結婚式場、スポーツクラブなどを備えた複合施設で、中野駅北口の代表的なランドマークとして長らく親しまれていました。
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アーティストからは惜しむ声が続々と上がっています。