「おだやかな時間」「いつまでも幸せに」　介護が必要なシニアインコの1日は飼い主と仲間たちの愛情にあふれてる

見ているだけで優しい気持ちになれるのです。

　YouTubeチャンネル「きみとはる、時々きなこ tamagono_nakamiCH」に投稿された、シニアインコさんの1日の過ごし方をまとめた動画から飼い主さんの深い愛情を感じます。動画は記事執筆地点で、18万回を超える再生数と3000件以上の高評価を獲得しています。

シニアインコさんの1日の過ごし方

　こちらの動画に登場するのは、9歳を迎えたセキセイインコの男の子「きみちゃん」です。きみちゃんは7歳のときに後天性の斜頸を発症し、2022年1月にはてんかん発作も起こしたため、ここ2年ほど安全面を考慮したプラケースで生活しつつ“横浜小鳥の病院”という鳥専門の動物病院で2カ月に1度の診察とお薬の処方を受けています。

　加えて老化による白内障で両目とも視力がなく、両足が腱断裂を起こしているため“要介護”な状態だというきみちゃん。介護が必要なシニアインコさんは、どんな日々を過ごしているのでしょうか？　きみちゃんの1日をのぞいてみましょう。

キラキラリングで遊ぶきみちゃん

きなこくんと一緒に

　この日のきみちゃんの1日はまず、シロハラインコの「きなこ」くんと一緒にキラキラリングで遊ぶところから始まります。以前は輪投げやお片付けなどの練習をしていたきみちゃんですが、今はリングを触る、きなこくんが近くで遊んでいる雰囲気を感じるといった楽しみ方をしているようです。

とっても三角です

おしゃべり中

　その後はキミボー（タオルをくるくる巻いたもの）やおもちゃによりかかってうとうとしたり、トンネルに頭を入れたりしながら一緒に暮らす小鳥たちとおしゃべりを楽しむきみちゃん。さらにみんなと日光浴したり、飼い主さんお手製の野菜のおかゆを食べたり……目も見えずくちばしの力も弱くなってしまったというきみちゃんですが、その表情や動きからは楽しい、うれしいといった明るい気持ちが伝わってくる気がします。