クールな小学6年生男子が、1年生に優しい気配りする様子を描いた漫画がInstagramに投稿されました。記事執筆時点で1万1000件を超える“いいね”とともに「わかりますー!!」「ギュンギュンしました」といった声が寄せられています。心温まるなあ。
作者はグラハム子(@gura_hamuco)さん。小学3年生の男の子と小学1年生の女の子のお母さんです。ある日、グラハム子さんは小学生の登校時間に旗振り当番をしていました。そのグラハム子さんの前を、集団登校する小学生たちが通り過ぎていきます。
低学年をはさんで列の最後を歩く小学6年生の男の子は、「おはよう〜」と声を掛けるグラハム子さんに顔を向けることなく「……ハヨッス…」とボソっと言いながら横切りました。
6年生にもなると、無邪気な幼さはなくなっていくもの。成長過程で、家族以外の大人とのやりとりが恥ずかしくなる年頃です。小さい声ながらもあいさつを返してくれた男の子に、グラハム子さんは「6年生はクールね」と思いながらほほえみ「いってらっしゃ〜い」と手を振るのでした。
男の子の前にはグラハム子さんの長女「ちっち」ちゃんが歩いていました。ちっちちゃんはまだ小学1年生。小さな体で沢山の荷物を持っていたため、荷物で少し地面を引きずってしまっていました。そんなちっちちゃんを見た男の子は、すごく高い声で「ダイジョーブー? 持ってあげるヨ」と話しかけ、手提げバッグを持ってくれたのです。
このやりとりを見守っていたグラハム子さん。「…へぇ…私(オバサン)には塩なのに1年生にはそんな声出しちゃうんだ…?」と6年生男子の優しさに心をときめかせるのでした。
この漫画には「わかりますー!!」「ギュンギュンしました」「あぁ…大人でも子どもでもない心の美しさよ…」といった共感の声とともに「うちの子今一年生なんですけど、うちの登校班の男の子も、いつもうちの子の荷物持ってくれたり、話しかけてくれたりホント優しいです」「近所の高学年男子も大人には塩挨拶ですがうちの年中娘には甘々で遊んでくれます」など、多くの心温まる目撃談が集まりました。
小学生の純粋な優しさは本当に心が癒やされますね。グラハム子さんはInstagramアカウント(@gura_hamuco)やTwitterアカウント(@gura_hamuco)で育児やエッセーなどを漫画で公開しています。
また、書籍「親に整形させられた私が母になる〜エリカの場合〜」や「美淑女戦隊オバサンジャー 困った姑・夫を浄化する!?」や、「女子校デイズ 男がいない青春だって良いもんだ」も販売中。グラハム子さんの作品についての詳細はWebサイト「Hamuco's Work」に掲載されています。
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