「鉄粉と磁石を水に沈めたら、マリモができるのでは？」実験してみた→“まさかの結末”に驚きの声（1/2 ページ）

正否はともかく興味深い結果に。

[沓澤真二，ねとらぼ]

　「鉄のマリモを育てよう」という実験動画の“まさかの結末”に驚きの声があがっています。着想から結果までのすべてがユニーク！

鉄粉を溶かした水に磁石を沈めてひたすら待つ実験。マリモができそうな気はするけれど……？

　投稿主はYouTubeチャンネル「モノづくり面白いよ」のくらひとさん。「鉄粉を混ぜた水に磁石を沈めて放置したら、さびた鉄粉が磁力でフワフワと集まってマリモのようになるのでは」といった算段で、実験を始めました。

　実験に際しては、真水と塩水の2種類を用意して、さび具合を比較。一晩たつと、もくろみ通り、いずれの磁石も鉄粉を吸い寄せてマリモらしくなりました。このまま時間がたてば、どんどん成長するかも……？

　しかし、実験開始から2週間がたったところで、真水のほうはそれっぽくなった一方で、塩水のほうに大きな異変が。塩分がコップに吹き出して全体を覆ってしまったのです。放っておいただけでこんなことになるの……!?

やりすぎたソルティードッグみたい

　塩は水面に殻を作るほどに広がり、蒸発を止めるまでに。コップの底にはこけむしたような物体だけが残りました。

マリモは見るも無惨な姿になるも、磁石には反応するからのだから不思議

　結果的に、真水のほうは水が蒸発しきるまでマリモっぽい状態が続いたものの、塩のほうはマリモの育成に失敗しました。塩が固まってしまうという意外な展開が目を引いて、動画は「もはやマリモよりも塩のほうが気になる」「塩のほう、こんな蒸発の仕方するのか…」と話題を呼んでいます。

動画提供：くらひとさん（YouTubeチャンネル）