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彫刻家のクレス・オルデンバーグさん(93歳)が、現地時間18日に亡くなりました。東京ビッグサイトに設置された“巨大ノコギリ”の作者と聞けば、ピンとくる人も多いのではないでしょうか。
オルデンバーグさんは、巨大なオブジェを扱ったインスタレーション作品などで知られる彫刻家です。東京ビッグサイトに設置された高さ15.5メートルにおよぶ“巨大ノコギリ”のタイトルは「saw,sawing(切っている鋸)」で、“問題解決のプロセス”を表現しています。
オルデンバーグさんの作品は世界各国に設置されていて、ニューヨークには高さ4メートル以上におよぶ巨大なシャベル、スペインには長さ25メートルの折りたたみナイフがあります。
Twitterでは呼び名はさまざまですが、“巨大ノコギリ”を認知している人は多く、オルデンバーグさんの作品に思いを馳せて「これを引き抜いた者はエクスカリバーよろしく未来のオタキングになれるのだ!」と初めて見たときの感情を振り返る人や、「あの親の顔より見たノコギリの作者!」と親しみを語る人たちからの声が寄せられています。
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