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DMM、突然のMastercard取り扱い終了の理由は? 「諸条件が折り合わず」【※FANZAの回答追記】(1/2 ページ)

突然の告知になった理由やコンテンツへの介入についても聞きました。

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 DMMが突然Mastercardの取り扱いを終了すると発表し、利用者の間に波紋を呼んでいます。突然の終了はなぜなのか、同社に聞きました。

DMM Mastercad 終了
メールによる案内

 終了は7月20日に公式サイトとメールで告知。29日14時をもってMastercardでの決済に関する契約を終了することになったとして、利用者にはVISA、JCB、Amex、Dinersへの変更を求めています。

DMM Mastercad 終了
公式サイトの告知

 ネットでは驚きのほか、クレジットカード会社が以前から一部の成人向けコンテンツの取り扱いに対し否定的な姿勢を見せていることから、クレジットカード会社の締め付けに対するDMM側からの反発なのではないかといった声もみられました。

 編集部でDMMに、Mastercard取り扱い終了の理由について問い合わせたところ、「カード決済において諸条件が折り合わず、残念ながら契約終了となりました。詳細は契約事項にあたるので差し控えさせていただきます」との回答。

 20日に告知で29日に終了という急なスケジュールになったことについては、「3カ月ほど前より交渉を重ねておりました。しかし最終的に諸条件が折り合わず契約終了となったため、告知が急となりました。一部お客様にはご迷惑をおかけしております」と説明しています。

 一部で推測されている「カード会社からのコンテンツへの介入」があったかどうかについても聞いたところ「契約事項にもあたりますので差し控えさせていただきます」とのこと。

 なお、DMMは自社ブランドのクレジットカード「DMMカード」を発行しており、こちらはJCBと提携しています。

 

7月21日11時45分追記

 FANZAを運営するデジタルコマースにも同様の質問を送っていましたが、「Mastercardの取り扱いに関しては、DMM側の理由ということで、弊社では関与しておりません」との回答でした。

 

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