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息子のたそがれ泣きに悩むママが「ゆうがたのお散歩」で出会ったのは…… ちょっぴり不思議な育児漫画に「全ママが泣ける」と感動の声(1/2 ページ)

これが「エモい」という感情か……!

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 かつて息子のたそがれ泣きに悩んでいたママが、“ゆうがたのお散歩”を通じて成長した息子に出会う――そんなちょっと不思議な育児漫画がInstagramに投稿され、「エモい」「全ママが泣ける話」と反響を呼んでいます。

ゆうがたのお散歩で思ったこと
ゆうがたのお散歩で思ったこと

 漫画を描いたのは、おさる(monmama.osaru)さん。2歳の男の子・もんちゃんを育てるお母さんです。

ゆうがたのお散歩で思ったこと
夕方になるとご機嫌斜めになるもんちゃん
ゆうがたのお散歩で思ったこと
抱っこひもをしてお散歩へ

 今からさかのぼること2年前。0歳のもんちゃんを横抱きにしたおさるさんは、腕の中で泣き続ける我が子に「寝ないなぁ……」とため息をついていました。赤ちゃんのころから寝るのが苦手だったというもんちゃん。特に夕方から夜にかけてはグズグズがひどくなり、いわゆる「たそがれ泣き」はおさるさんの悩みの種になっていました。

 そんなとき、おさるさんには決まって試すことがありました。それは、抱っこひもにもんちゃんを入れてお散歩をすること。抱っこひもに包まれることで安心するのか、はたまたママの歩く揺れが心地よいのか、もんちゃんはすぐに穏やかな寝息を立ててくれるのでした。

ゆうがたのお散歩で思ったこと
成長したもんちゃんとのお散歩
ゆうがたのお散歩で思ったこと
すれ違ったのは……

 時は流れ、2歳になったもんちゃんはおさるさんの手をぐいぐい引っ張って前を歩けるほど元気いっぱいに成長しました。決して涙を流すことなく、むしろ笑顔で夕方のお散歩を楽しむもんちゃんを「待って待って」と慌てて追いかけるおさるさん。

 すると、突然視界に入ってきたある親子に目を奪われました。小さな赤ちゃんを抱っこひもに入れ、大切な宝物を守るように手を添えながら歩くお母さん。もんちゃんに手を引かれながら、おさるさんはその姿をかつての自分と重ねます。

ゆうがたのお散歩で思ったこと
まるで以前の自分のよう
ゆうがたのお散歩で思ったこと
いつの間にか夕方もご機嫌に過ごすようになったもんちゃん

 前はあんな風に抱っこひもを付けて夕方に外を歩いていたこと。家に帰るともんちゃんが起きてしまうため、しばらく散歩を続けてから帰宅していたこと。おさるさんは大変だった日々を思い返しながら、いつの間にか夕方にも機嫌よく過ごせるようになり、おしゃべりも上手になったもんちゃんとの楽しいお散歩に戻ります。

ゆうがたのお散歩で思ったこと
過去と現在がつながる瞬間

 「しんごう、あか」「青になったよ」と楽しそうな2歳のもんちゃんとおさるさんとすれ違ったのは、0歳のもんちゃんを抱くかつてのおさるさんでした。しかし、男の子が成長したもんちゃんだとは気づいていません。元気いっぱいに成長した2歳のもんちゃんを見て「すごい元気に走ってたな」「夕方でも元気なんだな」と歩みを進めるおさるさんは、抱っこひもの中ですやすや眠る小さなもんちゃんの成長に思いをはせ「2年後、あんな風に一緒に走れてるといいな」と笑顔を見せるのでした。

 「ゆうがたのお散歩」がつなぐ2人のおさるさんの育児漫画には「構成とか雰囲気とかもう全部好き」「これを人はエモいというのか」「自分も過去に戻って、過去の自分を励ましたいです」と、引き込まれたというコメントが続々と寄せられています。

 もんちゃんの子育て中の気付きや悩みをあたたかい色使いで漫画に描き、日々Instagramへ投稿しているおさるさん。ブログ「おさるは木からよく落ちる」でも作品を公開中です。

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