甲羅を掃除してもらいたいのか、水槽掃除中のスタッフさんに近づいてくるウミガメたちがTwitterで公開されました。動画は記事執筆時点で786万5000回再生を突破、43万4000件の“いいね”が寄せられ、「寄ってくるのかわいい」「気持ち良さそう」と人気を集めています。
この光景を紹介してくれたのは、三重県紀宝町にある「道の駅ウミガメ公園」(@umigamekouen)のTwitter公式アカウント。並々と水を張った水槽の浅い場所を飼育スタッフさんが掃除しています。
ウミガメさんたちは奥の深い部分でのんびり……と思っていたら、そのうちの1匹がスーッとスタッフさんの近くに寄ってきます。持っていたデッキブラシで甲羅をこすり出すスタッフさん。
続いてやってきたのは小さいウミガメさん。スタッフさんは同じように甲羅をこすってあげます。その光景を見ていたのか、他のウミガメさんたちも集合。スタッフさんの前でウミガメさんたちが渋滞しています。
どうやらお掃除ついでの甲羅磨きは大人気のようで、スタッフさんも手慣れた様子です。最初に掃除してもらったウミガメさんは、もっとこすってほしいのかその場に居座ったまま。「その下が掃除できないのでは?」と思っていたら「そこ、掃除させてね」というように、スタッフさんにどけられてしまいました。
リプライ欄には「飼育員さんの足元に寄ってくるのかわいい」「最初の亀さんがずっといるのが常連ぽい」「途中から掃除が全然進んでないところがいいですね」と甲羅掃除の光景に癒やされた人々からの声が寄せられています。
多くの人が気になっていたのが、甲羅にはどれくらい感覚があるのか……という点。翌日のツイートによると、「ウミガメは甲羅(うろこ板)に直接感覚があるわけではなく、うろこ板のすぐ下に骨があるので、触られているのが分かります。野生のアオウミガメも岩に甲羅を擦り付けたり、魚にクリーニングしてもらって体の汚れを落とします。そのため飼育下でも、この様な行動をするのだと思います」とのことです。
プール掃除&甲羅磨きの様子はYouTubeチャンネル「紀宝町ウミガメ公園」でも公開中。こちらは倍速ではないので、のんびりと楽しめます。
紀宝町道の駅ウミガメ公園は、ウミガメの保護啓発活動などを行っている施設。別の日の投稿でも、ウミガメやリクガメの様子が見られます。
画像提供:道の駅ウミガメ公園 公式(@umigamekouen)さん
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