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病気の保護子猫、施設のスタッフになついて…… 肩に乗って離れない姿に「私が引き取る」と決意→家族そろって幸せに【海外】(1/2 ページ)

いつも一緒。

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 病気だった子猫が元気になり、お世話をしてくれたスタッフの肩に毎日乗る様子がYouTubeに投稿されました。動画には「接着剤のようにくっつくのは彼が愛情深いからだね」「命を救ってくれた人とわかってるみたい」というコメントが寄せられ、記事執筆時点で再生数は31万回を超えています。

Tiny Sick Kitten Sits On Volunteer's Shoulder Everyday | The Dodo

 保護施設のボランティアをしているジュリアさんの肩にちょこんと乗っているのは、猫の「ロッキー」くん。ロッキーくんは、ジュリアさんにとてもなついていて、会うたびに肩に乗り片時も離れないそうです。

 ほほえましい姿に癒やされますが、ジュリアさんとロッキーくんの出会いは衝撃的なものでした。ロッキーくんが保護施設にやってきたときは毛が抜け落ちガリガリで、病気も患っており、一緒に保護した子猫たちの中で一番弱っていたそうです。

 お世話をしてくれたスタッフの肩に乗る子猫 ジュリアさんにべったりなロッキーくん

 施設のスタッフは、検疫所を作り隔離してロッキーくんの世話をすることにしました。このとき、ジュリアさんは「この子の為に何もしないわけにはいかない」と協力することに! 一緒に保護した子猫がもりもりとごはんを食べている中、ロッキーくんはタオルに包まれ離乳食を口にするのが精いっぱいでした。

 ジュリアさんは、毎日4〜5時間施設に通い続けたそうです。献身的なお世話のかいあって少しずつ元気を取り戻したロッキーくん。数週間後には、メインシェルターに移されるほど元気になりました。

 お世話をしてくれたスタッフの肩に乗る子猫 毛は抜け落ちガリガリ

 ロッキーくんは、元気になってからジュリアさんを見つけるたびに肩に乗るようになりました。ごはんを用意しているときも、トイレ掃除をしているときも肩に乗り離れません。このとき、ジュリアさんは「この子を他の家に行かせるのは無理だ」と思ったそうです。

 そして、ついに施設のスタッフに引き取ることを伝えたジュリアさん。なんと、気持ちが高ぶっていて夫に何も言わないままロッキーくんを肩に乗せて家に連れて帰ったそうです。もちろん夫は驚いたそうですが、すぐに大切な存在なんだと理解し受け入れてくれたとのこと。

 先住猫のマットくんは、ロッキーくんが来てからとても楽しそうで、いつも仲良くじゃれあい寝るときまでくっついているそうです。すっかりお兄さんモードになったマットくんは以前より幸せそうなんだとか。優しい家族に囲まれ最高の兄弟ができたロッキーくんは、今も幸せいっぱいに過ごしているそうです。

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