建てたばかりの新居に、2歳の息子がサインペンで落描きをしてしまった……! それを責めることなくユーモアたっぷりに紹介した母のツイートが、記事執筆時点で8万5000件以上のいいねを集めて話題になっています。
投稿者は、刺しゅう作家の田口ナツミ(@NatsuTagu)さん。2歳と3歳の男の子を育てるお母さんです。
田口さん一家は、つい先日引っ越しをしたばかり。アトリエを兼ねているという新居は、木のぬくもりあふれるおしゃれな空間が広がっています。しばらくはピカピカの新築状態を思いっきり堪能……と思ったら、2歳の息子くんがある大胆な行動に出ました。真っ白な階段の壁紙や、傷ひとつないまっさらなフローリング、打ちっぱなしの壁など、家中のそこかしこに黒のサインペンで大胆な“作品”を描いてしまったのです!
あまりのことに頭を抱えてしまいそうなものですが、田口さんはこれらをマイナスに捉えず「2歳児が新居に作品描いたので発表します」と、新進気鋭のアーティストとして息子くんと作品たちを格好よく紹介。芸術に携わる人だからこそ思い付く、すてきな発想ですね。
2歳で初めての個展「新築の家に捧ぐ落書き(我が家)」を開催することになった息子くん。田口さんは「個展」に合わせ、2人の息子がこれまで描いてきた絵も公開しています。指を使って大胆に描いたカラフルな作品や、絵の具を豪快に使ったカニなど、芸術的センスを感じる作品の数々は、既に才能の片りんを見せているよう。将来が楽しみだ……!
一連の投稿には「何という共育環境!」「親の機転が本当に天才過ぎる……!」「怒らず作品にしちゃうところ好き」など、田口さんを絶賛する声が寄せられました。また、「我が家の壁は基本的にキャンバスなので至るところに3人の画伯作品があります」「我が家の巨匠(現3歳)が2歳の頃の作品もどうぞ見てください」といった、各家庭に潜む“画伯”紹介のリプライも届いています。
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