HIKAKINさん「事件は一生目に焼き付いた」「対象が僕で良かった」 不審者に絡まれた事件当時の心境を吐露(1/2 ページ)
心身ともに無事で、変わらず仕事をしているそうです。
HIKAKINさんが16日、YouTubeで生配信し、8月14日に国立代々木競技場で開催されたイベント「オールスター大運動会」で不審者に絡まれた事件当時のことやその後の心境を明かしました。警備体制について「甘いと言われても仕方ないのかもしれませんが、徹底してやっていて誰も分からないまさかのところから入られてしまっているということみたいです」と話したうえで、今回の事件をきっかけに参加者やエンターテインメントに携わる人々、警備などがより気を付けるきっかけになることを願いました。
生配信ではまず、けがや痛みもなく、精神面でも無事であることを報告。事件のことを「忘れることはできないかも」と衝撃の大きさを振り返りつつも、イベントが終わった後も変わらず仕事をしているといい、「ご心配をおかけしました。本当にありがとうございました」と感謝の念を伝えました。また、観客や他の参加者もいたなかで「対象が僕で良かったなとは思いましたね、良くはないんですけどね」とも心境を明かしています。
事件があった当時、HIKAKINさんはイベントに集中していたことからゲームの結果や順位に集中してモニターを見ており、気づいたら不審者がすぐ近くにいたそうです。
不審者に「マイク貸してよ」と言われたHIKAKINさんは相手に「演者の方ではありますよね?」と確認しました。不審者が凶器を持っていれば受け身を取ったり抵抗していたりしていたものの、両手がビニール袋と傘で埋まっており、一瞬演者かスタッフなのかと思ってしまったそうです。
また、事件当時についてHIKAKINさんが伝えたかったことの1つとして、隣にいたMCの2人のことを挙げました。「お二人はめちゃくちゃ僕を助けようとしてくれていた」と明かし、HIKAKINさんと反対側を見ていたのは、彼らのすぐ横にいたスタッフに小声で「まずいですよ」と伝えてくれていたためだったそうです。あの状況で彼らが取り乱した場合、イベント会場がパニックになってしまう可能性もあったため、「ああいう感じになってしまった」とのこと。MCの2人には「めちゃくちゃ優しくて感謝していますホントに。誤解を招いていないといいな」と話しました。
最後に、「しっかりと課題をクリアして、オフラインイベントでファンの皆さんと楽しめるイベントができたらなと僕は思うので、平和な日々が来ることをホントに願っております」と願い、動画を締めました。
生配信の動画には、「ファンとしてはただただご無事だったのが何よりです。本当に怖い体験だったでしょうが、そんな中で少しでもみんなに心配させまいと言葉を選び詳細な事情説明してくれて感謝です」「ご無事で本当に良かった。怖い思いされたばかりなのに視聴者を気遣う優しさが溢れてる。今後安全対策強化されますように…」などと多くのコメントが寄せられています。
【2022年8月16日17時15分追記】
4パラグラフの「マイク貸してよ」は当初「何かしてよ」としていましたが、筆者の聞き違いでした。お詫びして訂正致します。
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