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国内外のGI競走で5勝した名馬・タイキシャトルが、17日5時頃に死去したことが引退馬協会より発表されました。28歳でした。
タイキシャトルは、主に短距離で活躍した馬として初めて、JRA年度代表馬に選出された競走馬(1998年)。アプリゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」にも登場するなど、多くの人から愛された馬でした。
引退馬協会によると、馬房の中で死去しており、周囲は荒れた様子もなく、寝ている間に安らかに旅立ったものと思われるそうです。獣医師の死亡診断でも、老衰による心不全とのこと。
年齢的な衰えはあったため、獣医師からはいつ何があってもおかしくないと言われていましたが、16日もいつも通り元気に過ごし食欲も旺盛だったそうです。午後10時過ぎに厩舎をあとにした時もいつもと変わらない様子だったといいます。
タイキシャトルの遺骸は、真夏の暑い時期に加えてコロナ禍でもあるため、本日中に搬出して荼毘に付すとのこと。お別れの場はあらためて設けるそうで、「時節柄直接のご弔問につきましてはご遠慮ください」としています。
なお、供花などはタイキシャトルが最期まで暮らしていたノーザンレイクで受け取るとのこと。「皆さまのシャトルを思ってくださるお気持ちは重々承知しており、大変心苦しいのですが」と前置きしつつ、忙しい最中であるため電話での問い合わせは行わないように配慮してほしいとしています。
最後に、「これまでタイキシャトルの余生をご支援いただきました皆さまに心より御礼申し上げます」と結んでいます。
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