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コミケである参加者が実施した「サクラを使ってカメコ(カメラマン)の列を人為的に作る」実験が興味深い結果となっています。コスプレイヤーの前に偽のカメコを並ばせて他のカメコの興味を引く、古来の手法は果たして通用するのか?
実験に挑んだのは、8月13・14日のコミックマーケット100に参加したうっちー(@Yamayu880)さん。同行した黛冬優子(アイドルマスター シャイニーカラーズ)のコスプレイヤーを被写体役に、彼女の前に自分と友人、居合わせたコスプレイヤー兼カメコの協力者の3人でサクラとして並びました。
すると、なんと1分も経たないうちに、うっちーさんが作った“偽のカメコ列”に“本物のカメコ”が続々。すぐにサクラ以上の人数が集まり、列はそのまま伸び続けたといいます。
こうして、サクラを使った実験はもくろみ通りの結果に。うっちーさんはコスプレ自体のクオリティが高かった点も要因として考慮しつつも、「列ができる人、できない人がいることを考えると、コミケのカメコ待機列の実態とは『列が列を呼んでいる』が大きいのではないでしょうか」とまとめています。
Twitterでは「“並んでるから並びたくなる心理”を突いた良い実験」と話題に。リプライには「誰も並んでいない人を撮り始めたら、いつの間にか自分の後ろに行列ができていた」「1人に撮影をOKしたら、まわりの人も並び始めた」といった、撮る側・撮られる側の実体験も多く上がり、実験結果の説得力を増しています。
画像提供:うっちー(@Yamayu880)さん
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