液体窒素で凍らせたミカンを落とすと……予想外の結果に騒然とした思い出漫画に「こんな授業受けてみたかった」(1/2 ページ)
実験とかフィールドワークは楽しくてためになります。
楽しかった物理の授業の思い出を描いた漫画が、大きな反響を呼んでいます。難しそうな科目も、こういうのなら好きになれそう!
作者の翠にしん(@midori_nishin)さんが、高校時代に経験した物理の授業でのこと。その日は花とみかんを液体窒素に入れた実験をしていました。
液体窒素から花を取り出すと、凍って粉々になることを見せてくれた先生。授業の終盤でみかんを入れっぱなしだったことに気が付きトングで取り出したものの、うっかり落っことしてしまいました。さて、このみかんがどうなるか予想してみてください。
多くの生徒は、ガラス玉が割れるような壊れ方をすると予想しました。しかし結果は予想外のものに。なんと外側の皮だけが砕け、中身は丸いままでした。この驚きの結果に教室は大盛り上がり、先生の実験愛にも火がついて更なる探求へと舵を切り始めました。この丸い実を落としたら房がいくつかの束になるのでないかと生徒たちは予想し、実験開始です。
結果はまた思わぬ方向に。束ではなく一房ずつに分離しました! これ以上はバラバラにならないと仮定して、今度は一房だけ落下させてみました。すると果実が一粒ずつ飛び散る結果に! ことごとく予想外の結果をもたらしてくれたこの実験を通して、仮定と検証の重要性を学ぶと同時に、みかんが砕け散ると教室中がみかん臭くなることを学んだのでした。楽しそうな授業だ!
考えて実験することを通して物理の面白さを教えてくれた授業に、漫画の読者から「予想外の連続で驚き」「予想を立ててから実験してみるって、もう研究の領域ですね! とても素敵な先生!」「こういう授業があれば理系好きになれたかも」など、多くの反響が寄せられています。
また、漫画を読んで検証実験をする人たちも登場。科学実験・教育系YouTuberの元気先生も実験し、「こんなことになるとは」と驚きを隠せなかったようです。
作品提供:翠にしん(@midori_nishin)さん
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